ニューロ・ロジカル・レベル
(神経論理レベル)というモデルでは、
自己の意識を5段階に分けて考える。
1.自己認識 : 自分の役割は何か
2.信念価値観 : 何を信じているか、何を大切にしているか
3.能力 : どのような能力を持っているか
4.行動 : 何をしているか
5.環境 : どこにいるか、何を見たり聞いたり感じたいしているか
自己認識や信念価値観の上位レベルの変化が起きれば、
能力や行動などの下位レベルに必ず影響を与える。
例えば、人がリーダーに抜擢され、
自分はメンバーをリードする役割であるとの自己認識を持ち、
自分の仕事だけではなく、
チームの成果を上げるのが最も大切なことだと価値観を変えれば、
発揮する能力や仕事振りが変わります。
リーダーの仕事ができるから、
リーダーとしての自己認識を持つのではなく、
リーダーとしての自己認識を持つから、
リーダーの仕事ができるようになったり、
足りない能力があれば自ら学ぶようになったりするということだ。
自己認識の変化が、
能力や行動の変化を生み出す。(高橋)