諸説はあるが、働くとは、“はた(傍)をらく(楽)にする” という意味があるらしい。
「傍」というのは周辺の人のこと、主に親を支え家族を養うことといえる。
他者の負担を軽くして、楽にしてあげる、というのがもともとの「働く」ことの意味だそうだ。
また、働くという字は、“「人」の「力」を「重」さね合わせる”と書く。
たしかに、仕事は単独では完結しない、連携プレイでありチームワークである。
一人ひとりの力は小さいが、重ね合わせることで、その力は何十倍となり
一見不可能と思われるようなことも可能にすることができる。
今日もまた一日働くことは、必ず誰かのために役立っている。
自他共の「らく」のために働こう。
萩原竹男