ちょっとしたことを頼んだときに、
相手が「はいっ」気持ちよく動いてくれる場合と、
「えーそんなこと自分でやれば?」と拒否される場合がある。
忙しいから手伝えないというより、
頼みごとをする側のちょっとした心遣いで、
違いは生じているようだ。
たとえば、
「そこの書類を取ってもらいたい」
「私のお茶も一緒に買ってきてほしい」というときい、
「とって」「買ってきて」では、指示や命令になってしまう。
「今よいでしょうか?」
「お手数をおかけしますが」
「悪いけど」
というような
配慮のひとこと=クッション言葉をつけるだけで、
相手は素直に
「はいどうぞ」
「いいですよ」
という気持ちになるのではないだろうか。
そして、
最後には「ありがとう」という感謝の言葉を
忘れないようにしよう。
こうした小さなやりとりから生まれた好感が
積み重なり信頼へとつながる。(豊田)