『1分間マネジャー』で知られるケン・ブランチャードは、
マサチューセッツ大学の経営学の教授だったとき、
毎年、期末試験で出題する内容をその年の最初の講義で発表していたという。
大学側からは「それでは公正な評価ができない」と反対されていたが、
「期末試験で全員がAの成績を取ることが自分の目標」だとして、
頑としてこのやり方を続けたそうだ。
ブランチャードは、生徒全員が与えられた目標をクリアし
、成功することが自分の存在意義だと確信している。
また、「企業は従業員全員が目標を達成することで成り立っている」とも。
確かに、優れたリーダーはメンバーが努力すれば実現できるような目標を掲げ、
決してミスを犯さないように、
それを達成するための環境とリソースを用意しているのだと気がついた。(吉松)