『生死を分けた未来への「希望」。
自分には未来がある、
私を待っている時間がある、
そう信じられた者だけが生き残ることが出来た。』
これは、第二次世界大戦中に、
ユダヤ人であるためにナチスによって
強制収容所に送られたビクトール・フランクルの言葉である。
当時の強制収容所で、
「生き残る」は「幸福である」に等しい。
つまり、希望を持てば、より幸福な人生を歩むことができるのだ。
自分の未来像を思い浮かべ、
何を達成したいかを時間をかけて考えてほしい。
ただし、アクションプランは、
『準備』が終わってから作成する。
その準備とは、自分が抱えている家族、職場、
所属している団体、学校、過去に掲げた目標など
全ての分野に関係する
課題、何をしたいか・しなければならないか
を書き出すことだ。
その中から、何を必守し、
何を行動に移すかを吟味、決断する。
それ以外は、行動に移さず「あきらめる」のである。
自分の人生の整理・整頓を行うのである。
そこで初めて、
自分の「未来の希望」に向けてのアクションプランを作成する。
この準備を怠ると、
目標・アクションプランを立ても、
不要な行動に時間がとられ、目標達成が難しくなる。
最終的には「やっぱり私には、無理!」とつぶやき、
その希望をあきらめてしまうのだ。
これはもったいない!(高橋)