75. 怒りの下にあるもの。その1

怒りの感情は次の3つの順で発生する。

1.ある出来事が発生する。

2.その出来事に意味付ける。

3.その意味付けの結果、怒りが生じる。

例えば、部下がミーティング開始ギリギリに会議室に入る。= 出来事

それに対して、上司は、ミーティング開始直前に入ることは、時間管理がルーズな奴だと思う。= 意味づけ

そして、怒りの感情がわいてくる。= 怒り

ここで、気を付けたいのは、「2.その出来事に意味付ける。」というところである。

もしかしたら、部下に何かがあったために、ギリギリに会議室に入ったかもしれない。

上司の怒りの背後に「ミーティングの開始5分前に会議室に入るべき」という考えがあったようだ。

その「べき」とは、上司が今まで生きてきた中で蓄積された教訓かもしれないが、果たして絶対的に正しい考え方だろうか?

部下は、「ミーティングの開始前に会議室に入るべき」と考えており、「5分前」については特に問題視していなかったかもしれない。

自分のべきが脅かされたら、まず、相手も独自の「べき」があると理解しよう。相手の「べき」を理解する手段は、怒ることではなく、相手と話し合うことである。そうすると、「3.その意味付けの結果」が改善される。(高橋)

関連記事

  1. 91.100パーセントでのぞむ

  2. 83.怒りの下にあるもの その2(第一次感情)

  3. 90.人望と改革

  4. 89.自分の強みを知る

  5. 52. 本当のおもてなし・心づかい

  6. 60. 論理的な仕事の仕方

  7. 18. 「モデリング」と「リフレーミング」

  8. 41. 刺激と反応

  9. 87.あまり上等ではない精神安定剤

最近の記事

PAGE TOP