変わればいいのに変われない。
改革が叫ばれながら、なかなか実行されない。
こんな場合は、「免疫マップ」を探ってみるといい。
誰しも改善目標があっても、それを阻害する行動をやめられないことが多い。
その阻害行動を続ける理由が「裏の目標」で、ほとんどの人が実際には本当にやりたいこと、自分の価値観に従って行動を決定しているらしい。
ただし、裏の目標はなかなか顕在化されない。
たとえば、改善目標として「もっと強い姿勢で、ストレートにものを言えるようになる」を挙げる人の阻害行動が「ストレートにものを言わない」というケースでは、裏の目標は「社内のみんなに好かれたい」という価値観がある。
無謀な挑戦から身を守る保険なのかもしれない。
(吉松隆)