職場でチームが機能するためには、
①共通目的
②貢献意欲
③コミュニケーションが不可欠
であるといわれている。
実際、本来チームをまとめる役割を
果たすべきマネジャーがゴールを明確に示さず、
業務に関する十分な情報を伝えていないとすれば、
仕事に対する意欲など高まりようがないだろう。
日本企業の海外進出がいわれて久しいが、
世界各国でいわゆる日本型リーダーシップの評判がすこぶる悪い。
目的があいまいで、
必要な指示をせず、
察してもらう。
以心伝心、
空気を読んで、
部下が上司を慮る。
こうした文化で育ったマネジャーたちは気が向いたとき、
時間があるときに、
部下の仕事ぶりをチェックし、あれこれ口を出す。
1対1で話をするのは年2回の評価者面談のときだけといったケースも少なくない。
こうした仕事のスタイルを改めることは、
海外ばかりでなく国内のあらゆる職場において
取り組んでほしい喫近の課題である。(吉松)