今、会社では大量の仕事に忙殺され、
多くのストレスのもとで毎日を過ごしている
ビジネスパーソンが多いことと思う。
皆、あまりにも多忙であるため、
自分を見失い勝ちになり、
その結果、今何をやらなければならないのか
分からなくなっているのかもしれない。
そこで、「マネジメントの父」とも呼ばれる
経営学の第一人者、
ピーターFドラッカーの成果をあげるための
「八つの習慣」を参考にしてみよう。
1.なさるべきことを考える。
2.組織のことを考える。
3.アクションプランをつくる。
4.意思決定を行う。
5.コミュニケーションを行う。
6.機会に焦点を合わせる。
7.会議の生産性をあげる。
8.「私は」でなく「われわれは」を考える。
(『経営者の条件』 ピーターF. ドラッカー」著)
この八つの習慣で最も重要なステップが、
一番目の「なさるべきことを考える」ことである。
この第一ステップを慎重に進めることが必要である。
最初に、自分が会社で担っている役割をリストアップし、
その役割を明解にし、それらの役割において、
何をやらなければならないか、
何が出来るか、出来ないか等を明確にしていく。
次に、明確にしたタスクは自分がやらなければならないのか、
他の人に委任できるのかどうかも並行して検討してゆく。
そうすれば、自ずと第二ステップに移行することが出来るだろう。
まずは、第一ステップに時間をかけて進めてほしい。
そうすれば必ず自分が置かれている状況が把握され、
その結果、道筋を見失うことなく、
タスクを進めることが出来るようになるのだ。(高橋)