親はなくとも子は育つ。
会社のなかでも、
部下や後輩を育てる場合には
そんな気持ちがしないでもない。
いなくても育つには育つのだろうが、
少しでも早く仕事を覚えるように、
よりよい社会人になるようあの手この手で世話を焼く。
人を育てる技術とは、
「人が自ら育つことを手助けする技術」である。
ビジネスパーソンが新しい仕事を覚え、
人格的に成長するには決まったパターンがある。
まず目標に対する「意欲」があって、
「知識」を備え、
「スキル」を高め、
「自信」をつけるプロセスで仕事の幅を広げていく。
つまり、
意欲を高める技術、
知識を提供する技術、
スキルを高める技術、
自信を与える技術が
あれば人を育てることができる。
やって見せ、言って聞かせて、
させてみて、褒めてやることができれば、
それこそがメンタリング!なのである。 (吉松)